買い物帰りに「絵画展」なるタテカンを見つける。
首里の公民館みたいなところで。
たしか首里高校18期の絵画展とかなんとか書いてあったような。
中へ入るとロビー中央に展示ブースが設けられており
その18期メンバーと思しき中年の方々が和んでおられる。
要するに同窓生の仲良しグループ展なのであろう。
というわけで
そういうノリでこちらも和みならが見物したのだが
これがなかなかの逸材ぞろいで。
いうなれば天然系ともいえるが
そのザックバランな筆さばき、色遣いには唸らざるを得ぬ按配で。
その中にひとりだけ天然系とは思えない
基礎のしっかりとした絵を見つける。
タイトルは「女」で、沖縄ならではのブッとい木が描かれている。
それが異常なほどに存在感があるのであるなり。
筆遣いは、私の嫌いなアーティストギャラリー(札幌)風なのであるが
それは簡単に言うと「汚さを排除した、いかにも私ってクリーンでアートで素敵(私は横文字を駆使するクリーン人間)」を自己主張する気色の悪い筆遣いという感じの代物なのだが
首里で観た、この「女」という作品は
それに近い筆遣いでありながらも、上記のような気色の悪さがまったく無いばかりか
どういうわけか汚らしさもキレイも魑魅魍魎のすべてを包括するような「圧倒的」な画境を持つのである。
要するに、アーティストギャラリーに関してえば、アーティストギャラリー風の筆遣いがダメなのではなくて
、そこに所属する作家がそもそもダメなんだな、ということがしみじみと了解できた次第だが、まあ、それはおいといて。
実に、のびのびとした展示であり
やっぱり美術というものは、こうでなければ!と改めて思ったわけなのです。
おはり。
- 2007/03/26(月) 16:42:45|
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またしても沖芸の展示室へ。
ほかに行くところもないのでありますw
何人かのグループ展のようでありまして。
見た感じでは・・・・展示室全体をジャングルのように作品で埋め尽くす、みたいなノリなんでしょうか。
紙をくりぬいてクルッと丸めて形を作って色をぬったようモノが床に置かれていたり、天井からぶら下がっていたり、イヴ・クライン・・・というよりも小泉今日子のボディーペインティングみたいなやつだとか、なんだか違う色を塗った板みたいなものとか、ビニール紐みたいなものが川に模したのかゴミのように置かれていたり、セーフティコーンを積み上げてみたり、とにかくそういう展示なのでありました。アラ削りといえばまあそうでしょうが、手抜きではなかろうか?ともいえる荒さがとにかく目につきましたが、それ以上に、こんなことやって何が楽しいのだろう・・・というのがまず第一印象としてあります。
私を含む有志が過去にイイカゲンにやっていたギャラリーでも時折、この種の展示がありましたし、私も実際やったことがあるので妙な具合に納得してしまうのですが、少なくとも私の場合には手を抜いて慢心していると、こういう有様になります。
感動できる部分は、私にはまったくありませんでした。
これだけの人数のグループ展であるのに、良いと思える作品がひとつもなくて、「これが美術系の大学生の展示だなんて・・・」とため息が出ましたが、外側だけ取り繕って中身のない現代美術の「デザイン作品」よりは、学園祭用に小中高生が作ったようなこれらの作品群のほうが、はるかに素朴でいいのかも知れない。
ビデオは特にいだだけませんでした。何で、こんなものを見せているのだろう?という不可解な気持ちしか沸いてきません。見せ方も粗雑で、鑑賞者にほんとうに見せたいのだろうか、みたいな設置。垂れ流しのビデオも、なんだかビデオ初心者が撮ったような画面で、もうなにがなんだかさっぱり。もっとツカミのある、面白くて美しいビデオを見せて欲しいです。
おしまい。
- 2007/03/05(月) 16:09:36|
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