現代の美術に舌鼓

ご近所を散策すると、いたるところに美術のようなものを発見します。そんな美術の好きの老人が、素人ながらも美術のブログを立ち上げてみました。

レオナール・フジタ展へ

ガロ系である。

レオナール・フジタこと藤田嗣治の展示を観に、北海道近代美術館へ。

入場料は大人1200円である。
1200円というのは、結構なお値段ではなかろうか。どんだけ経費がかかるか、なんとなくアレコレ想像はつくけれども。
そういうことを無視して言うと1200円というのはやっぱり結構なお値段だと私は思うのだが
美術館の2Fからエンタランスをぼんやりと眺めていたら、人がわらわらと虫取り装置に集合する虫のように絶え間なく集まってくるのである。

美術館で美術を見るという愉しみはこれほどまでに人を惹きつける魅力のあるものなのか
と改めて思うのであるなり。

さて、レオナール・フジタ展を見ての感想だが
ひとことでいうと、ガロ系である。

具体的に言うと、乳白色のなんたらという括りの絵は、宮西計三の絵にそっくりだし
藤田の描く人の顔は、初期のころはマティスや夢二といってもいいけれども、ガロ系としては
新谷成唯だし、中期のころ?は、木村千穂の描く顔であったり西岡兄弟の顔であったり。
時代はもちろん、藤田のほうがずっと古いわけであるが、だからといってガロ系の作家が藤田のマネをしているわけではないと思われるので、つまりは、心性が似ているのではないだろうか。
というわけで、
私は、もはやレオナール・フジタ=ガロ系、としてしか観ることができないのであるなり。

それにしても、
藤田の作る、花瓶や箱やお皿がとても可愛らしくて素晴らしい!
特に、箱がかわいい。

なので、おもわず、お土産コーナーで大皿を2枚購入してしまう。
1枚3000円だけれども、この可愛らしい猫の絵のお皿で、目玉焼きを食べたりする様子を想像すれば
決して高くはないと思うのであるなり。
つまり、飾るのではなくて、使うのである。

いつまでやるのか知らないが、これはお勧めの展示なのです。


F/P/











  1. 2008/07/15(火) 20:53:57|
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